なぜ、あなたは書類が通過しないと思いますか?書類が通過してもなぜ面接で不採用となってしまうと思いますか?
なにが原因で、応募しても応募しても不合格になると思っていますか?
色々と考えられることはありますが、当スクールの生徒さんたちを見ていて思うのは「アナウンス受験を楽しんでいる人ほど書類が通過しやすい」ということです。
スクールでまったく同じノウハウ・テクニックを教えているのに書類がそこそこ通過する生徒さんがいる一方で、これまで提出した局、すべてが不合格という生徒さんもいます。
この差はなんだろうと分析したときに出てきたのが・・・
いかに楽しんでアナウンス受験をしているか、でした。
書類審査が不合格でも何かを学び楽しんでいる
書類が通過する生徒さんは、例え書類が不合格でも、そこからなにかを学び取り「次こそは書類が通過するようにここをこういう風にしてみよう♪」「今度はこういう風に工夫をしてみよう」という風に楽しんでいます。
一方、書類が通過しない生徒さんは「またダメだった。こんなにたくさん書類を書いているのに全然通過しないのは辛い」「大変だ」「しんどい」「こんなに頑張っているのに、なぜダメなの?!」などと思っています。
確かにアナウンス受験は過酷です。
しかし、その過酷なアナウンス受験さえも楽しくしてしまう。
その気持ちが大切なのです。
私もそうでした。
4年間アナウンス受験を続け「辛い」「しんどい」と思っていたときほど書類は通過しなくて「アナウンス受験が楽しい♪」と思えるようになってから、バンバン書類審査が通過するようになりました。
アナウンス受験は精神面がダイレクトに表れます。
「辛い」「しんどい」「大変」というようなネガティブなオーラで試験を受けるのではなく「アナウンス受験が楽しい♪」というポジティブオーラで試験を受けましょう。
アナウンス試験 面接が楽しめないなら
アナウンサーの試験は本当に特殊です。
全身が見えるような広い会議室で面接が行われたり、ズラッと面接官が並んでいたり、カメラテストで「おでこを出して」と指示されたり、「その場でくるっと回ってみて」と言われたり、広いスタジオに通されて天の声が聞こえてきたり・・・・。
こういった特殊な環境に慣れないと、緊張のあまりなにを話したのも分からなったり、行動が不自然になったりします。
面接では多少の緊張感は必要ですが、あまりに緊張しすぎると失敗します。
面接に慣れる・楽しむ
ぜひ面接に慣れましょう。
そして、面接を受けるときに大切なのが「面接を楽しむこと」。独特な雰囲気の面接を楽しむことができれば、こちらの勝ちです。
- 面接官の反応。
- 受け答え。
- 面接全体の雰囲気。
などなど、それらを楽しむことができる人が合格します。
ぜひ面接を受けられるチャンスがきたら、楽しんでみてください。
試験前日の過ごし方
試験の前日にお風呂に入ってリラックスしていますか?そして、早めに寝て、充分睡眠を取っていますか?
「時間がない!?」と慌てて対策をして、夜遅くまで起きていたりしませんか?
トコトン準備に時間を費やすのは、せいぜい夕方くらいまでと思ってください。
- おいしい夕食を準備して食事を楽しむ。
- 好きなことをして時間を過ごし、のんびりお風呂に入ってリラックスする。
- 早めに就寝する。
アナウンサー試験当日は「大好きな彼とのデート♪」だと思って臨んでください。
大好きな彼とのデートで、ギリギリまで準備をして寝不足で出かけますか?
寝不足だと肌の調子もよくないし、メイクのノリもよくありません。
人によってはクマができたりすることもあります。
そんな状態で彼に会ったら、彼はどう思うでしょうか?
アナウンサー試験も同じです。
睡眠を十分に取るのはもちろん、顔がむくまないようにお酒は控える、パックをする…などなど「明日は、大好きなあの人に会える!」と思って準備をしてくださいね。
間違っても深夜遅くまで起きていたりして目の下にクマなど作らないように。
試験前日の過ごし方で、試験でのあなたのオーラが決まります!
あなたのオーラがくすんでいたら、第一印象で損をしてしまいます。
面接を楽しむのに必ず必要なこと
「面接を楽しんで受けましょう」とお伝えすると返ってくるこんなお悩み。
「相澤先生のおっしゃることはよく分かったのですが、どうしも面接は緊張してしまって楽しむことができません」
その気持ち、分かります。かつての私もそうでしたから。
では、どうやって私は面接を楽しめるようになったのか?
それは・・・・
とにかく思いつく限りの努力をした結果、面接を楽しむ余裕が出てきたのです。
- 笑顔が自然にできなかったので鏡を見て笑顔の練習をしたり。
- 毎日、滑舌練習をしたり、ニュースを見て意見をまとめたり。
- 番組やアナウンサーの研究をしたり。
- 面接で話す話題を作るために色々なイベントに参加したり。
- 人前で話す練習をするために司会に挑戦してみたり。
とにかく思いつく限りの努力をしました。
そうすると、少しずつ「自信」が付いてくるのです。
「自信」が付いてくると、次第に面接を受けるのが楽しくなってきます。
面接も客観的に見ることができるようになってきます。
スクール生やセミナー受講生にこの話をすると「それは相澤先生だったからできたのであって、私にはできません」と言う方もいます。
いいえ。私だからできたのではありません。
合格した人、アナウンサーになった人は、皆そうなのです。
2012年からアナウンススクールを経営していますが、合格した方々の共通点は「思いつく限りのあらゆる努力をした」ということです。
その努力の形は人それぞれですが、皆さん、面接を楽しんで受けていらっしゃいます。
このブログを読んでいるあなた。
まずは、今日からできる努力をしてみてください。そして、毎日ひとつずつ、できる努力を重ねてみてください。
そうすることで、段々、面接を楽しんで受けられるようになってきます。
アナウンス受験を楽しむために、メリハリを付けた生活を
スクール生にお伝えしていることの中に「メリハリをつけた生活をしましょう」ということがあります。
私が出会ってきたアナウンサー希望者のほとんどが「遊ぶことに罪悪感がある」「いつもアナウンス受験のことを考えていて思い切り遊べない」「アナウンス受験中なのに遊んでいていいのかな・・・と思う」などという言葉を言います。
かつての私もそうでした。
私の場合はアナウンス受験が長期間に及んだので、いつも遊ぶことに罪悪感があり、アナウンス受験中は心の底から「楽しく遊んだ!」と思えることが少なかったです。
しかし、26歳のときにNHK室蘭放送局のキャスターに合格した年は、まったくそんなことを思わずに全力で遊びました。
息抜きやリフレッシュの時間を積極的に取り、趣味や友達付き合いもアナウンス受験と同様に重きを置いていました。
- 月曜日は、アナウンススクールに通う日
- 火曜日は、採用情報のチェックや書類を作成する日
- 水曜日と木曜日、土曜日は、アルバイトの日
- 日曜日は、友達と会ったり彼氏とデートしたりする日
- 金曜日は、お茶のお稽古の日
などなど、曜日ごとに「今日は○○をする日!」と決めて、毎日を全力で楽しんでいました。
アナウンス受験のことで頭がいっぱいだと、なにを話していてもアナウンス受験の話題になります。
あなたは、アナウンス受験の話題しかしない人に魅力を感じますか?
当アナウンススクールに入学した生徒の皆さんには、いつもこの話をしています。
合格した方のほとんどが「相澤先生と出会ってから、毎日の生活にメリハリをつけて、毎日の生活を楽しむことを心がけるようになりました」と言います。
そして「毎日の生活にメリハリをつけて楽しんだことが合格に繋がったのだと思います」と言います。
毎日の生活にメリハリをつけて楽しむことで罪悪感がなくなります。
毎日の生活にメリハリをつけて楽しむことで話題が増え、魅力的な人になります。
アナウンス受験中こそ、毎日の生活のメリハリを大事にしてみてください。