このブログを読んでいる方の中には、「学生時代にアナウンサーを目指したけれど内定を得られず、一般企業で働いている。でも、テレビ画面に映るアナウンサーを見ると、やっぱり諦めきれない」と思い悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実際に、私がアナウンススクールに通っていた頃、既卒で入学してくる方が多くいました。皆さん「このまま終わるのは嫌だ」「やっぱりアナウンサーになりたい」言っていました。
私自身、26歳でアナウンサーになる夢を叶えました。当時、新卒での採用が一般的であり、既卒で試験を受け続けている人はほとんどいませんでした。
アナウンサー試験に既卒であることはネックにならない

「アナウンサーになりたい。小学生の頃からの夢を諦めたくない」—— そう思い、私は試験を受け続けました。
その中で「既卒者であること」がネックになったことは一度もありませんでした。むしろ、大学卒業後に本気で夢に向き合うため
- ケーブルテレビ局でアルバイト
- コミュニティラジオ局でボランティアリポーター
- ツアーガイドのアルバイトで人前で話す練習
といった経験を積みました。いわゆる「フリーター」として過ごしながらも、アナウンサーに必要なスキルを磨き続けました。
この努力があったからこそ「有名大学卒業でもない」「ミス○○でもない」「帰国子女でもない」「容姿端麗でもない」「放送局にコネもない」といった条件でも、私はアナウンサーになることができたのです。
必死に努力すれば夢は叶う

「夢なんて叶わない」という人は、どこかで「自分には無理だ」と思っているものです。できない理由を並べるのではなく「どうすればできるか」を考え、行動することが大切です。
不合格通知が届くたびに諦めそうになりました。それでも私は「どうしてもアナウンサーになりたい!」「アナウンサー以外の仕事に就いている自分の姿が想像できない!」という思い、努力を続けました。その結果、人より時間はかかりましたが、夢を叶えることができました。
もし、あなたが今モヤモヤしているのなら、一度ご相談ください。26歳、既卒でアナウンサーになった私だからこそ、あなたの気持ちが分かります。一緒に夢を叶えましょう。
あなたの仕事ひとつひとつが話題になる
「私はアナウンサーになりたい気持ちは強いのですが、特別な経験がない…」そう思っている方もいるかもしれません。
しかし「人に誇れる特別な経験」とは何でしょうか? 価値観は人それぞれ違います。
実は、アナウンサーやキャスターの仕事の9割は裏方の仕事です。地道に話題を探し、取材し、原稿を書き、番組コーナーの演出を考える—— そういった作業が大半を占めます。
つまり、あなたの普段の仕事で培った経験が、十分にアナウンサーとして活かせるのです。
たとえば、
- 仕事で気をつけていること
- 効率化のための工夫
- お客様との接し方
- 先輩や上司とのコミュニケーション
こうした日々の経験がアピールポイントになります。学生時代の経験だけにこだわらず、社会人としての経験を見つめ直しましょう。
年齢が高くなるほど、試験対策は急ぐべき
NHKキャスター・リポーター試験には、新卒も既卒の社会人も応募できます。しかし、年齢が高くなるほど「年齢がネック」と言われることが増えてきます。
実際、私が指導した30代半ばの生徒さんは、現役アナウンサーとしての経験があったにもかかわらず、試験で「年齢がネック」と判断され、なかなか採用に至りませんでした。
組織は年齢バランスを考えて人材を採用します。もしあなたが25歳以上であれば、すぐに行動を始めることが重要です。
表情豊かに話すための練習法

アナウンサー試験では
- 正しい日本語が話せるか
- 会話をスムーズに続けられるか
- 話し手が話しやすい雰囲気を作れるか
など、コミュニケーション能力がチェックされます。その際に「表情豊かに話せるか」も重要なポイントです。
鏡の前で話す練習を続けよう
最も効果的な方法は「鏡の前で話す練習」をすることです。
- 鏡を見ながら話すことで、自分の表情を客観的に確認できる
- 面接官役と応募者役を一人二役で演じてみる
- 自分の話し方の癖や改善点を見つける
これを続けることで、第三者から見ても好感度の高い、表情豊かな話し方が身につきます。
まとめ
既卒であっても、アナウンサー試験に挑戦することは可能です。
- 年齢はネックにならない(ただし、25歳以上なら早めの行動が必要)
- 特別な経験がなくても、社会人経験は強みになる
- 努力を続ければ、夢は叶う
- 表情豊かに話す練習をすれば、面接でも好印象を与えられる
今、あなたが「やっぱりアナウンサーになりたい」と思っているなら、一歩踏み出してみませんか?
私も、あなたの夢を全力で応援します!