「夢を叶えられない理由」についてお伝えしたいと思います。
私は脳科学の専門家ではありませんので専門的にお伝えすることはできません。
しかし、アナウンサーの夢を叶えたことはもちろん、その後の人生でも自分の望む通りの現実になっていて「こうだったらいいなぁ」という夢がたくさん叶っています。
私が思うあなたの夢が叶えられない理由は「気持ちの持ち方」と「相手を想う気持ち」この2つです。
不安な気持ちを持っていてはアナウンサー試験は合格できない
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NHKキャスター試験真っ最中のあなたは、なかなか書類審査が通過しなかったり、面接には呼ばれるのに面接で最後の一人に選ばれなくて「このまま合格しなかったらどうしよう?」と不安に思っているかもしれませんね。
実は、この不安な気持ちこそがあなたが合格しない理由なのです。
脳は、ワクワクすることを想像すると、その現実を引き寄せます。
しかし「もし合格しなかったらどうしよう・・・?」という不安な気持ちが少しでもあると、脳は「合格しない今の状態が好きなのね。分かったわ。このまま合格しないようにしてあげる」と勘違いをしてしまい、合格しない現実を引き寄せるのです。
書類審査がなかなか通過しないから改善し「この書類で通過するかなぁ」という弱気な気持ちもダメです。
書類を作成するときは「絶対にこの書類は書類審査が通過する!そして、私はアナウンサーになる!!」という強い意志を持って下さい。
- 「NHKキャスターに合格したいなぁ」
- 「アナウンサーになりたいな」
- 「放送局で働きたいなぁ」
そんな風に「〇〇したいなぁ」と漠然と思ってはいませんか?
もし、そう思っているのでしたが、それがあなたの書類が通過しない原因です。
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「アナウンサーになりたいなぁ」ではなく「アナウンサーになる!」「NHKキャスターになる!」と決めましょう。
この「アナウンサーになる!」「NHKキャスターになる!」と決めることが大事です。
私はNHK室蘭放送局に合格した年は「絶対にアナウンサーになる!」と決めていました。
また、当スクールの生徒さんも、合格した方々は皆「アナウンサーになる!」と決めてアナウンス受験をしていました。
「アナウンサーになれたらいいなぁ」ではなく「絶対に私はアナウンサーになる!」と気持ちを固めること。
あなたは、この決意ができていないから書類が通過しないのです。
このように、もし少しでもあなたに不安な気持ちがあったら、それが現実になります。
不安な気持ちよりも「合格したらこんな風な感じ♪ワクワクするなぁ」「NHKキャスターになったら♪」とワクワクすることだけを考えましょう。
「自己中心的」な考えを辞めることでアナウンサー合格が近づく
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なぜ、このテーマでブログを書こうと思ったかというと、毎年、この時期、NHKキャスター試験が本格化すると「え?!」と思う人が出てくるからです。
ずばり、あなたがアナウンサーになれない理由は・・・
「自己中心的だから」です。
例えば、私に相談のメールが届いたので返信します。
すると、その私のメールに御礼のメールがありません。
相手がわざわざ自分のためにメールを読み、その返信を時間をかけて書いてくださったことに感謝の気持ちを伝えますよね?
まず、それができていない人が多いです。自分の用件さえ終わったらいいという自分勝手な人です。
そして、相澤静アナウンススクールの体験説明会。
お申し込みをいただく際にメッセージを書いていただく欄があります。
そこに「書類審査が通過して面接に行くことになりました。面接対策をしたくてお申込みました。よろしくお願いいたします」と書いてあります。
体験説明会でなにを行うかは、申し込みのページに詳細を記載しています。
そこには「履歴書やエントリーシートの書き方」「志望動機の作り方」「自己紹介の作り方」とはっきりと明記しており「NHKキャスター・リポーターのオーディション対策」とは一切記載していません。
それなのにもかかわらず、そのようなメッセージを書いてくる人が多いです。
そもそも体験説明会は受講料5,000円です。5,000円で面接指導をしてもらえると思っていること自体が図々しすぎます。
指導者は、過去のこれまでの経験から成功の法則を見つけた人たちです。それにどれだけの時間とお金を費やしているか想像できますか?
それを「無料で」「受講料5,000円で」などで手に入れようと思っていること自体、ありえません。
そして、お断りのメールをすると、それに対してもスルー。
こちらが時間を割いて返信をしたのですから、それに対して「そうですか」でも「それは失礼しました。焦っていて」でも、なんでもいいので返信をする、それが人として当たり前のことです。
それさえもできていない人が多いです。
さらに、私はLINE公式をやっています。
登録していただけるとランチ会やセミナーの情報などが優先的に届くのですが、コミュニケーションが図れるので相談にも乗っています。
それに「ニュース読みは見ていただけるのでしょうか?」や「面接対策をしたいのですが…」とメールがきます。
図々しいです。
先程もお伝えしましたが、無料で指導してもらえると思っていること自体が図々しいです。
そして、それに気がつかないのが、またありえません。
今の若い方たちは「無料で情報を得る」のが当たり前なのかもしれませんが、ことアナウンス受験に関しては、あなたの考え自体がありないので、そこは充分に自覚してください。
辛口で書きましたが、常日頃、思っていることであり、アナウンサーに合格する人はこんなこと、まずしません。
体験説明会後のアンケートへ回答がない
質問に回答をしてもらったのに、お礼をしない
など、スクール運営上も相手を想わない行動をする方が時々いらっしゃいますが、日頃から相手を想う気持ちを持って当たり前のことができるようになりましょう
細かい気遣いができると好印象
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「ここまで細かい気遣いができると印象がいいかも?!」というワンポイントをお伝えします。
それは、応募書類のサイズを揃えること。
履歴書のサイズ、作文用紙のサイズ、スナップ写真を貼る用紙のサイズ。
これらのサイズを揃えてクリップ止めして封筒に入れると、封筒から取り出した際に見やすいです。
例えば、履歴書がB4サイズで折り畳んであって作文用紙がA4サイズだと、B4サイズの履歴書を開く手間がかかります。
B4サイズが良くないと言っているわけではありません。
同じ手間がかかるのであれば、応募書類すべてを同じサイズにする気遣いがあると「この子はこちらのことを考えられるんだな」「相手のことを考えて行動できる子なんだな」という評価に繋がります。
もちろん、合格するにはこれがすべてではありません。
でも、もしあなたが面接官だったら、こういった細かい気遣いができる方は気になりませんか?応募書類を読んでみたいと思いませんか?面接に呼んでみたくはなりませんか?
アナウンサー・キャスター試験合格のためについて行く人を一人に決める
アナウンサー・キャスター試験に合格をするには、不安な気持ちを無くし、あなたに相手を想う気持ちが欠けている場合にはそれを教えてくれる一人を決めるべきです。
なかなか書類審査が通過しないと「一体、なにがダメなんだろう?」と思って、ついつい色々な方にアドバイスを求めたくなりますよね?
あなたは、何人の人にアドバイスをもらっていますか?
- 1人?
- 2人?
- 5人?
様々な観点からのアドバイスはとても貴重です。しかし、ここで注意しなくてはいけないことがあります。
それは・・・
「あなたがついていく人は一人に決めること」です。
指導者というのは、自分自身の経験に基づいたアドバイスをします。自分の成功体験に基づいて「履歴書はこうしたほうがよい」「作文はこうしたほうが通過しやすい」と伝えます。
そして、得手、不得手もあります。
民放の書類には強いけれど、NHKキャスター試験には弱い。
逆もしかりです。
参考として色々な方から客観的な意見をもらったら、あなたが「この人を信じよう」という人を一人選んで、そのたった一人の人のアドバイスを素直に聞き入れましょう。
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様々な意見は参考にはなりますが、不安を膨らませる原因にもなります
アナウンサーやキャスターになってからも、このようなことは日常茶飯事です。
「アナウンス部のAさんはこれでOKだったのに報道部のBさんは違うことを言う、でもって制作部のCさんはさらにこんなことも言う。一体誰を信じればいいの?!」なんてこと、NHKではよくあります(笑)。