アナウンサー・キャスター試験合格のためのスーツ選び

アナウンサーの採用試験を受けるにあたり、一度は悩む「スーツの選び方」を考えていきましょう。

他の職種にはないアナウンサーならではのスーツの選び方もお伝えします。

目次

アナウンサー試験のためのスーツの色は黒か紺?

一般的に就職活動には、肉眼で見て一番すっきりするのが黒や紺などのダーク系に間違いありませんよね。

アナウンサー試験では必ずカメラテストがあります。

肉眼で見た色とカメラのレンズを通して見た色は違います。

相澤静

黒や紺はカメラを通して見ると重く見えてしまいます。

また、肉眼で見たときに「このスーツのこの部分は光沢がある」とか「この部分にはレース素材が使われている」といったような素材に関しては、カメラを通しては伝わりません。

アナウンサーのスーツは白色が人気

アナウンサーのスーツで人気が高いのは白のスーツですね。

しかし、白は膨張色です。そのため、カメラのレンズを通して見ると実物よりも太く見えてしまいがちです。

また、肌の色が黒めの方は対照的な白のスーツですと、余計に肌の黒いのが目立ちます。

パステルカラーのスーツも人気があります。白と同じく膨張色です。白みが強い色ですと、ライトが当たったときに色が飛んでしまい白っぽく見えることもあります。

ダークカラーでも明るく、白いスーツでもスッキリ見せるには

どうすれば、すっきりとしたスーツ選びができるのかと言うと・・・。

次の3つがポイントになります。

  •  黒や紺のスーツのインナーは明るい色・パステルカラーにする。
  •  ピアス(イヤリング)・ネックレス・コサージュなどアクセサリーでアクセントをつける。
  • 白のスーツの場合は、インナーに濃い目の色を持ってくる。

また、チェックやドット柄は、ものによりますがテレビに映ったときに目がチカチカするので、あまりお勧めはしません。

スーツ選びは、現役のアナウンサーの身だしなみを参考にして自分に一番似合うもの・自分が一番魅せたいアナウンサー像に近いスーツを選びましょう。

アナウンサー試験のスーツ選びは「清潔感」「誠実さ」「さわやかさ」

アナウンサーは第一印象が大切です。まずは、以下のキーワードを押さえてください。

  • 「清潔感」
  • 「誠実さ」
  • 「さわやかさ」

アナウンサーやキャスターは、幅広い年代の方々を取材します。老若男女、皆さんに好印象を持ってもらう必要があります。

そういった意味からも、オーディションではそこを意識してください。

女性なので「華やかさ」は求められます。

しかし「華やか」と「派手」は違います。

第一印象を良くするスーツの選び方

よくアナウンサー試験では「パステル系のスーツだと印象がいいらしい」「白色のスーツは合格しやすいらしい」などという「スーツの色で合格が決まる」というような噂があります。

民放では、それも一理あるかもしれません。

しかし、NHKキャスター・リポーターでは求められているものが民放とは180度違うので、スーツの色で合否が決まるなんてことはありません。

私がNHK室蘭放送局に合格したときは、グレーのスーツにインナーはピンクのシャツ、リクルート用のパンプスでした。

そうかと思えば、私の後輩にあたる子がオーディションを受けたときには、真っ白のスーツでパンプスも白のパンプスでした。(このとき、私は運営スタッフとして室蘭局のオーディションに携わっていました)

スーツは、あなたが自信を持って面接に臨める色であれば、どんな色でも構いません。

あくまでも「清潔感」「誠実さ」「さわやかさ」これらを感じさせるスーツで臨みましょう。

社会人なら仕事ができるように見せるスーツを選ぶ

スーツは、基本的にはジャケット着用です。

なぜなら、ビジネスの場ではジャケットを着用するのがビジネスマナーだからです。

そして、社会人のあなたに一番伝えたいのは「仕事ができるように見えるかどうか」がとても大切です。

既卒で社会人のあなたは「この子を採用したら、即戦力として活躍してくれそう」と面接官がイメージしやすいかどうかが重要です。

例えば

普段、あなたは、かわいい系の洋服が好みだとしましょう。私はそうでした(笑)。フリフリしているものが好きで、スーツのインナーにもそれを着ていたほどです。 

しかし、フリフリのものが好きだからと、例えば、胸元がフリフリしているシャツで面接に臨んだとしたら、そのフリフリした格好で仕事ができるように見えますか? 

新卒者であるならばまだしも、既卒で社会人経験があるあなたは「どうしたら仕事ができる人に魅せられるか?」を考えてください。

アナウンサー試験のスーツ選びは好印象に見えるものを

アナウンサー試験のスーツ選びをお伝えしました。

民放から受けていると、白やベージュ、パステル系などがいいのかなと思いますが、その限りではありません。 

私はNHKキャスター試験もお気に入りの白のパステル系のスーツで臨んでいました。 しかし、NHK室蘭放送局に内定したときは、気分を一新させたくてスーツの色を変えました。 

何色に変えたと思いますか?

パステル系ではなくグレーのスーツにしてみました。

しかも一般的な形の上下セットアップのスーツです。

インナーは大好きなパステルピンクのシャツを着ていましたが、4年間のアナウンス受験の中で一番地味な色のスーツでした。 

この経験から「スーツの色はそんなに気にしなくていい」ということが分かりました。

色にこだわるよりも、むしろ「一番自分に似合うものかどうか」「そのスーツを着ていて自信を持てるかどうか」が大切です。

NHKキャスター試験を何年か受けているのであれば、今年はちょっと変えてみてもいいかもしれませんね。

NHKキャスターリポーター採用に絶対合格

著者が経営するアナウンススクールで学び、見事、夢を叶えてアナウンサーになった受講生の体験談を紹介し、合格率90%のアナウンサーに合格するための驚異のメソッドを伝授します。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

相澤静アナウンススクール
LINE公式アカウント

友だち登録特典
「自己紹介&志望動機の作り方」
の動画教材をプレゼント!

相澤静アナウンススクールからの
お知らせなどお届けしています。

LINE公式に友だち登録していただくと、
「体験説明会」が今なら特別価格で受講ができます!

相澤静アナウンススクールLINE公式アカウント

 

目次